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子どもと家族の写真(埼玉県和光市)
5年生の女の子は小さなトカゲを手のひらに乗せて、やや寂しげな表情を見せる。 彼女の小指ほどの生き物が、ここはどこだとあたりを見回す。 家で飼っていたその「ぽんちゃん」を公園に逃すことにしたらしい。今日でお別れなのである。しんみりしている彼女の向こうで、ママは「家にまだあと5...


お宮参りの写真(東京都葛飾区)
爽やかな五月晴れの街を、赤ちゃんを抱っこした夫婦が楽しそうに歩く。子どもが生まれた嬉しさが伝わってくる。 神社にはママの両親が待っていてお宮参りである。 祈祷が終わってパパが書いた絵馬には「健康で最高に幸せな人生を」とある。よく笑う二人の子どもなら、その通りになりそうな気が...


夫婦の写真(フォトスタジオ)
スタジオで撮る夫婦の写真。 生まれて半年のまだ子どもの犬と一緒に。お座りとか待てとかまったくできなくても、なんとなくそれっぽい写真になる。 爽やかな白×青のコーディネートでキメた二人は颯爽としていてかっこよかった。 「三人」で幸せな家族の時間を重ねていってほしいと思う。


ハーフバースデーの写真(香川県三木町)
ママのご実家に着いて機材を準備していると、奥の座敷のほうで着替え始めた赤ちゃんが泣き出す。 撮影前から泣いているのでは今日は厳しそうだなあと思う。 ハーフバースデーの赤ちゃんには、ママ手作りの衣装も用意されていたが、どうも眠りが足りない様子である。 ...


子どもと家族の写真(東京都世田谷区)
しとしと降る雨音の中を、紺色の傘をさした七歳の女の子は不安げな表情でやってきた。 写真を撮ると言われても、雨降る公園で何をするのか想像もつかないだろうし、無理もない。 何をするかと問われたら、遊ぶと答えるほかないんだけど。...


七五三の写真(東京都文京区)
根津駅で降りて地上に出ると、しっかりとした雨粒が降っていて内心困ったなあと思う。 おまけにツツジ祭りを目当てに神社にやってきた人たちが多い。 約束の時刻の20分前に行ったらば、すでに七五三の着物を来た男の子とママがいて、聞けば早く来てすでに祈祷も済ませてしまったとのこと。...


お宮参りの写真(東京都中央区)
今にも振り出しそうな空の下、ゴールデンウィークが始まった。 安産祈願の神社で有名な水天宮も、連休初日の朝8時は参拝する人も少なく静かで、祈願受付の仮設テントでは警備員さんたちが仕事の打ち合わせをしている。 水天宮が新しくなってから訪れるのは初めてである。少し早めに来てお参り...


「とある日」(東京都東久留米市)
「今から考えると生まれたばっかのときってラクだったなあ」夕食の支度をしながらパパとママが言い合う。 ようやくつかまり立ちを覚えた赤ちゃんは、キッチンの床に座り込んで戸棚から引っ張り出した鰹節の袋をもしゃもしゃ噛んでいる。...


お宮参りとお食い初めの写真(名古屋市中区)
「やっと馴れた」大人たちが二歳の女の子に言うのは、機材を片付けて帰るころ。 小さな子どもは撮影が終わったとたんにご機嫌になるもので、カメラを向ければニコニコしてくれるという大人の思惑はいつも外れる。 家族にとっては2回目のお宮参り。 ...


夫婦の写真(兵庫県加東市)
兵庫県加東市、と聞いて場所がすぐにわかる人はどれだけいるだろうか。僕はわかりませんでした。 Googleマップを開いて場所を確認し、路線バスが日曜日は運休なので、津山行きの高速バスを途中で降りて3kmほど歩いて一軒の酒屋さんにたどり着く。...


七五三の写真(広島市中区)
風がなければそれほど寒さを感じないもので、三歳の男の子は自分の気の向くままあちこち歩き回る。 当然、パパやママの声かけはほぼ無視される。男子というのはそういう生き物である。 時期外れの七五三に訪れた神社では、お宮参りの家族をひと組見かけただけで、やはり閑散としている。のんび...


お宮参りの写真(福井県敦賀市)
つかの間に青空が見えて陽が射したかと思えば、その1分後には灰色の雲に覆われて吹雪く。 水分を含んで重たい雪は、ときおり神社の屋根からどさりと音を立てて地面に落ちる。 宮司さんが「屋根から落ちる雪にご注意ください」と印刷された紙を貼りに来た。...


七五三とお宮参りの写真(広島県福山市)
神奈川から車で実家に帰ってきた、というのを聞いて思わずのけぞってしまった。 マタニティフォトを撮影した家族に赤ちゃんが生まれたのは昨秋のこと。そんなときに三歳の七五三をする余裕はどこにもない。 ようやく落ち着いたので、久しぶりに帰省して赤ちゃんのお宮参りとお姉ちゃんの七五三...


お宮参りの写真(東京都豊島区)
気がつけば結婚式から5年が経っている。 お兄ちゃんのお宮参りは4年前である。 https://miharayuu-monophoto.blogspot.com/2018/09/1917.html そして子どもは二人になった。月日の流れはほんとに早い。...


「とある日」(千葉県鎌ヶ谷市)
「今日は子どもが生まれて一番ラクな日だ」 ママは子どもの夜ごはんをテーブルに並べながらつぶやいた。 ふだんは家にいないパパがいるから、子どもの世話を二人でできる。子どももぐずらない。それだけで疲労感が違う。そして続ける。「あー、また明日からたいへんだなあ……」...


「撮影に適した時間」のこと(時間別の写真作例)
「撮影に適した時間を教えてください」「キレイに写る時間はいつですか」というお問合せがよくあります。 答え:日の出の1時間後から日没の1時間前まで。 つまりどの時間でも撮影に適しているし、キレイに写るということです。 質問をされる方は、いちばん陽射しが明るいと思われる時間帯(...


結婚式の写真(沖縄県名護市)
オフシーズンとはいえ、日曜日の挙式がひと組だけというのは、式場にとって辛いだろうと他人事ながら同情してしまう。 大阪から来たカップルのためだけに、美容師牧師聖歌隊バンケットスタッフが集まってひとつの結婚式を作り上げる。 それは、よくよく考えてみれば非常に贅沢なことではなかろ...


ニューボーンの写真(香川県丸亀市)
もとは魚屋さんだったという家は現在リフォーム中である。 資材が置かれた土間から上がって茶の間を抜けて黒光りする廊下の反対側の引き戸を開けるとママの父上がテレビを見ながらまったりしている居間で、家の中では一番光の具合が良かったのでニューボーンフォトをそこで撮る。申し訳ないので...


子どもと家族の写真(広島県尾道市)
「虹の足」(作:吉野弘)という有名な詩があって、家族写真を撮っているときに、思い出すことがある。 大人が一人通れるくらいの細い路地を入り、目指すべき家の前にたどり着いたものの表札がない。 ここだろうか。すると家の中から子どもの声が聞こえて、ああここだと思ったところで玄関の引...


成人式の写真(大阪市北区)
ハレの日が晴れるとやっぱり嬉しい。 風のない穏やかな小春日和の中を、振袖の着物に身を包んだ彼女はベビーカーを押しながらやってきた。 二十歳の彼女には二歳の娘がいる。 まだあどけなさの残る彼女と並んで歩く様子は、母娘というより歳の離れた姉妹のようにも見える。...


お宮参りの写真(横浜市南区)
秋の穏やかな陽射しが降り注いで気持ちがいい、というか暑いくらいであった。 神社はだいたい南を向いて建っている。 拝殿の前で記念写真を撮ると、お日さまに向かって立つのでみんな眩しそうな顔になる。 新米パパとママは赤ちゃんが眩しくないように気を遣うのだが、一ヶ月の赤ちゃんはまっ...


お宮参りの写真(埼玉県川越市)
ご自宅と神社で赤ちゃんのお宮参り。 眠かったのかぐずっていたけれど笑った顔も撮れてよかった。 四ヶ月の彼は9kgもあって、ずっしり持ち重りがする赤ちゃん。 抱っこするママもたいへんだったろうけど、よくがんばっていただけた。


子どもと家族の写真(埼玉県和光市)
雨上がりのやや肌寒い公園に家族を迎えて何回目になるだろう。 赤ちゃんのときから撮っている女の子はもう10歳である。口調が大人びてきているのを感じる。 まだお友達言葉で話してくれるが、次に撮るときは敬語を使われるかもしれないなあと撮りながら思う。...
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