つかの間に青空が見えて陽が射したかと思えば、その1分後には灰色の雲に覆われて吹雪く。
水分を含んで重たい雪は、ときおり神社の屋根からどさりと音を立てて地面に落ちる。
宮司さんが「屋根から落ちる雪にご注意ください」と印刷された紙を貼りに来た。
昨日が生まれて百日だったという赤ちゃんは見るからに重そうで、生まれたときに3600グラムあったという。抱っこがたいへんなので、祈祷の間はずっとパパの腕の中にいた。
お宮参りは子どもが生まれて初めてのイベントである。
パパとママはたぶんとても楽しみにしていたんだろうなあと撮りながら思う。実際やってみると結構たいへんなのだが。
明日は日曜日だからお食い初めをするそうだ。
子どもが生まれたからこそのハレの日。
二人はあれこれ準備して写真をたくさん撮るだろう。
子どもはパパとママにかけがえのないプレゼントを持ってきてくれる。
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