昨秋に三歳男の子の七五三詣りする予定だったのが、肝心の本人が風邪を引いてしまってキャンセルになっていた。
二歳上のお姉ちゃんに可愛がられている彼は甘えん坊で、なにかあるとすぐに「抱っこ!」となるのだが、一緒に遊んでくれるので写真は撮れる。
祈祷で怖がって泣くんじゃないかと思ったけど、千歳飴をもらってご機嫌で出てきた。
子どもは成長とともに変わってゆくから、彼の今の天真爛漫さも貴重なのである。そのうちやんちゃ坊主になるだろう。
ちらちら白いものが舞う曇り空の寒い日だが、無事にお参りできてよかった。
朝早くから着付けに行き、嫌がる男の子に着物を着せて神社まで連れてくるだけでひと苦労であったろう。パパとママもよくがんばった。
家族の笑顔の写真には、今日のたいへんさがちゃんと思い出になって入っている。
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