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「とある日」(滋賀県草津市)




冷たい雨が降り続けて止むことがない。関東では大雪警報が出たという。

久しぶりの「とある日」撮影は予定より15分遅れて始まる。僕が早起きできなくて、電車を一本乗り遅れたからだ。

家に入るなりいきなり泣かれてしまったお姉ちゃんは、しばらくすると落ち着いて朝ごはんを食べ始める。

 

赤ちゃんは授乳を済ませると一人でおもちゃを出して遊ぶ。日曜日みたいな朝である。

 

なんかいつもの「とある日」と勝手が違うなと撮りながら思う。

 

朝は時間に追われる修羅場ではないのか。子どもはイヤイヤを発動したりぐずったりするものではないのか。

 

お姉ちゃんはチーズを乗せたパンを食べ終わると、自分で靴下と靴を履いて保育園に出かける。

 

登園の付き添いから帰ってくると赤ちゃんはお昼まであっさり寝てしまう。

 

なんやこれ。二人ともめっちゃええ子やん。

とはいえ、朝8時にパパが出社すると、あとは子どもが寝てしまうまでママのワンオペになる。 

 

すっかりそれが当たり前になっていて、週末にパパが家にいると調子が狂うとママは言う。

男性会社員の育休制度が広まってきたとはいえ、現実はこんなものかもしれない。

リアルよりも、ネットだけで繋がるママ友のほうが本音を言えたり気がラクだったりするだろう。

 

育児の感覚も時代とともに変わってゆく。 

   

 

 

そういえば、小さな子どもの遊びでお店屋さんこっこは定番だが、これくださーい、からのペイペイですか(クレジット)カードですか、というようなやりとりを側で聞いて、キャッシュレス時代を実感した。

 

「ちゃりーん」という擬音語も用を成さないのだろう。すごい時代になったものだ。

 




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