6年前に会った夫婦のことは覚えていなかったが、その撮影のことは覚えていた。
親戚同士が集まってピクニックしたときに、二人もその輪の中にいたらしい。
そのときにまだ子どものいなかった二人には男の子が生まれて、無事に五歳の七五三を迎え、撮影を依頼いただいた。
思い出してもらえてありがたい限りです。
男の子は人見知りもなく、すぐに一緒に遊んでくれる。
記念写真撮るときにはじっと動かないでいてくれるし、もう言うことなし。
どうかこのまますくすくと大きくなってほしい。
撮影では中途半端に終わるのではなく、最後に大団円となるようにディレクションしているつもり。
今日はなんか上手くいった気がする。
子どものご機嫌しだいな部分はあるけれども、できるだけみな同じように楽しんで帰ってもらいたいと思う。
「もうちょっとがんばったら、あとでアイスクリーム買ってあげる」
そんなふうに言うパパやママをよく見かけるけれども、七五三は辛くがんばるものではないはずだ。
家族みんなで楽しくお参りしてほしいと思う。
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