とある日|2019.4.25 広島県三原市
- 三原由宇
- 2019年7月12日
- 読了時間: 1分
昼間は初夏のような陽気であった。
朝から近所の公園に出かけた母娘は帰る頃には汗をかいていた。それでようやくお昼になる。
久しぶりの「とある日」撮影は、いつものようにだらだらと時間が過ぎてゆく。
三歳の女の子は、一日を通して食べるか遊ぶかしかしていない。非常にうらやましい。ママは赤ちゃんを見ながら彼女の遊び相手を務める。
夕方、家族はゴールデンウィークに帰省するときのお土産を買い出しに行き、帰りに一軒のハウス農家に立寄ってミニトマトを買う。
それがとある一日の出来事であった。
あっという間に忘れ去られてしまいそうな一日。けれども間違いなく家族にはこの一日があったわけで。
それを写真に撮ることが、どんな意味を持つのか僕は静かに考えたい。とても大事なことをしている気がするんだけど、わかりづらいなあ。
気がつけばあっという間、写真を撮っているとようやく終わったと感じる夕食のあと、今日買ったトマトをいただいて帰る。
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