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お宮参りの写真(東京都中央区)

  • 執筆者の写真: 三原由宇
    三原由宇
  • 1月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月4日




冬の関東はよく晴れる。

 

寒いが日向にいれば暖かさも感じる。今日もそんな一日である。風が強い。

 

お宮参りに来た赤ちゃんはブランケットで厳重にくるまれている。

 

まだ一ヶ月なのでほとんど寝ているし、ぐずることもない。親孝行な子である。

 

徳島から出てきたパパのご両親が「初孫なんですよ!」と嬉しそうに言う。祖父母孝行でもある。

 


 

水天宮の狭い境内はは赤ちゃんを抱いた家族でごった返している。

 

みなハレの日で来ているから不機嫌な人はいない。そこかしこで写真を撮りあってお祝い気分で満たされている。

 

それはよいのだけど、なにぶん写真は撮りづらい。

 

いつも神社前の歩道で親子の写真を撮るのだけど、ほかのフォトグラファーさんどうしてるんだろう。

 

 


お宮参りの撮影では、おうちでの赤ちゃん撮影をおすすめしている。(追加料金はいただいていないので本当におすすめ)

 

もともとその予定ではなかったのだが、外での撮影が思いのほかしんどかったのであろう。

 

結局家でも撮りましょうということになって移動する。

 

ところが家に着いたらとたんに赤ちゃんはぐずり始めてしまう。お腹が空いたらしい。

 


 

パパは膝に赤ちゃんを乗せて慣れた手つきでミルクを与える。

 

毎日やっていることだろうし珍しくもなんともないだろうけど、その様子も撮る。

 

一年後にはもうその光景は見られないのである。

 

インスタに上げる写真より、その写真のほうがよほど大切ではあるまいか。

 

たぶんフォトグラファーの9割くらいはそう思ってる。






















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三原由宇出張写真室​ Mihara Yuu Trip Photography
 

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