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お宮参りの写真(埼玉県越谷市)

  • 執筆者の写真: 三原由宇
    三原由宇
  • 3月15日
  • 読了時間: 2分
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三歳のお姉ちゃんのお宮参りをしたのは三年前の初夏で、いつも家で撮る赤ちゃんの写真がぐずってなかなか撮れなかった思い出が残っている。

 

二人目の子どもが生まれて、またお宮参りの撮影を依頼いただく。


また泣かれないといいなあと思いながら家に伺ったのだが、今日はすんなり撮れてああよかったと胸をなでおろす。

 



今年は春が来るのが遅いらしく、神社の境内には梅の花がまだ残っている。


昭和の頃からありそうな古いブランコに回転式の遊具まであるから、お姉ちゃんはすぐに遊びに行ってしまいそうになるのをなんとか押し留めて記念写真の列に並んでもらう。 




どのお宮参りでも、記念写真が撮れたら家族はもう撮影が終わったかのような心持ちになって帰りたそうになるのであるが、フォトグラファーとしてはそれで終わるわけにはいかない。

 

二ヶ月になりかけの赤ちゃんは、ママの腕の中でだんだん重くなってくるから急いで撮る。

 

境内のあちこちには「映え」を意識した写真スポットがしつらえられている。

 

ここで撮りなよと暗に言われているような気がして天邪鬼が発動するからそこでは撮らない。


背景は自分で見つけるほうがいい。

 

赤ちゃんはおとなしい。お姉ちゃんもなんとなくふざける僕に付き合ってくれる。

 

それで今日のお宮参りの写真ができる。

 

飽きて疲れないうちに撮影は終わり、ほっとした家族は皆で食事に出かけるようだ。

 

雨が降らなくてよかった。



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三原由宇出張写真室​ Mihara Yuu Trip Photography
 

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