子どもと家族の写真(広島県福山市)



 

緑の芝生広がる河原には、爽やかな5月の風が吹いていた。

 

二歳の誕生日を迎えた女の子は、見るもの感じるものすべてが新鮮で楽しくて仕方がない。

 

彼女はご機嫌で緑の河川敷を走り回る。土手の斜面も転ばず降りれる。パパとママはハラハラしながら彼女を見守る。

 

なんでもない日はいつか忘れてしまうんだろうか。こんなに素晴らしい一日なのに。


 

 

イヤイヤはあっても二歳児は掛け値なしにかわいい。

 

これから言葉が出てくるようになったら、それもまたかわいい。 

 

親たちは、なんとかそれをとどめておこうと写真や動画や文章にする。

 

それらをいつの日か見返して、懐かしく思う。

 

でもそれだけではない。それらは他ならぬ自分たちのために残すのではないか。

 

子どもが成長するとき、親もまた同じ時を生きているのだから。