2020年2月22日
三歳男の子の七五三と、お宮参りを一緒にするので、パパとママの御祖父母も神社に集まった。小さな子どものハレの日は賑やかでいい。
ご自宅で撮影した赤ちゃんは終始ご機嫌で、ちょっとあやすと笑ってくれる。
お兄ちゃんである男の子も、始めこそ怖がって警戒していたが、すぐに一緒に遊びだす。
もっとも三歳児が「ちゃんとする」ことはなくて、飽きてぐだぐだになるか、調子に乗ってふざけるかのどちらかなので、記念写真を撮るときはそれなりに苦労しました。
菅原神社の神主さんは、祝詞(のりと)の前に、初めて聞く長い長い祓詞(はらえことば)を何も見ずに朗々と唱える。3分以上あったように思う。
ふつうの人は、神社でご祈祷をしてもらう機会なぞめったにないことだから、ただ「長いなあ」と思うだけかもしれないが、これはすごかった。頭を垂れながら僕は感心してしまった。
もっともその祈願の主である男の子には、そんなことはどうでもいいのである。
おばあちゃんの膝の上に抱っこされた彼は途中で飽きてしまって、そこから脱出しようと一生懸命にもがいていた。
大人はたいへんだったろう。七五三というのはだいたいこんなものです。
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