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マタニティの写真(大阪府寝屋川市)

  • 執筆者の写真: 三原由宇
    三原由宇
  • 2020年2月19日
  • 読了時間: 1分


なだらかな丘陵地帯へと向かう道を雨に降られながら歩く。

 

歩きながら考える。写真はなんのために撮るんだろう。



 

マタニティフォトである。部屋の中で撮ったあと、外に出て静かに降る雨の中で二人を立たせて写真を撮る。マンションの敷地には小さな梅の木があって白い花が咲いている。



  

写真を撮るのは、記録のためか、あるいは思い出づくりか。

 

一方で僕は「マタニティフォト」という商品のために撮っているのだろうか。

  

答えはいく通りもあるし、正解はおそらくどこにもない。

 

それはいくら考えても意味のないことであって、その意味のないことをするのが人間だし、そこに人生の面白さがあるのではなかろうか。知らんけど。

 

 

 

出産予定日までまだ二ヶ月もあるのに、ママのお腹はずいぶんと膨らんでいて、大きな赤ちゃんが生まれてきそうだ。

 

産休が始まるのは一週間後。それまで仕事に出るというから、どうかお大事にと思わずにいられない。安産でありますように。


 



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三原由宇出張写真室​ Mihara Yuu Trip Photography
 

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