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お宮参りの写真(広島県尾道市)

  • 執筆者の写真: 三原由宇
    三原由宇
  • 2020年1月26日
  • 読了時間: 1分




曇りの予報だったのに、スタジオで赤ちゃんを撮影しているうちに陽が射し始め、祈祷を終えたお寺の上には青空が広がる。

 

なんというか出来すぎたお天気であった。

 

三ヶ月の男の子の赤ちゃんはまずまずご機嫌で、気持ちよく写真を撮らせてくれる。

 

パパが子どもの頃に使ったという祝着は家紋も入った立派なもので、いつかまたこの子が親になったときに日の目を見るんだろうか。

 

それが30年後とすると、その頃僕は80歳近くになっているのか。ずいぶん先のことのような気がするけど、気がついたらそんな歳になっているんだろうな。だって22年前の大相撲で平幕力士の琴錦が優勝したのを、ついこの前の出来事のように覚えているのだもの。

 

今日は大相撲の千秋楽で平幕も幕尻の徳勝龍が優勝した。そんな記念日でもある。

 

 


浄土寺の山門からは尾道水道が見え、陽射しを受けて白く光っている。

 

「すくすく健康に育ちますように」

 

鳩の形をした絵馬に書かれた言葉は平凡だけれども、いつの世代もどこででも親が望むところはそれに尽きると思う。






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三原由宇出張写真室​ Mihara Yuu Trip Photography
 

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