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子どもと家族の写真(東京都中央区)




「こどもの日」の東京はきれいな五月晴れとなった。

 

僕が小学生の頃、5月5日が祝日なら3月3日も休みにしてほしいとに思っていたのに今だに実現していない。

 

端午の節句を菖蒲に「尚武」を掛けて男子向けにしてしまったのだから、男女同権で女子向けの桃の節句も祝日にすべきではなかろうか。もう休日とは無縁のフリーランスになってしまったけれど。

 

 

三歳になった男の子は電車のビデオに夢中である。かと思えば新幹線の本を持ってきて、「これが◯◯系」などと教えてくれる。目が笑っていない。真剣である。

 

男子として正常に発育しているのだなあと思う。鉄道趣味はいいぞ。どこまでも奥が深い。ちなみに彼のパパにも若干「鉄分」が入っています。

 

そんな兄を尻目に、まだ赤ちゃんの妹はどうしてそんなに愛想がいいのかと思うほどに笑ってくれる。ママによると気が強い子であるらしいが、いつもニコニコ笑ってくれる女の子はかわいいよね…

 

 

彼は自分の興味あることにひたすら夢中だ。だから僕が少々ふざけてもぜんぜん見てくれない。つまりカメラを見てくれないので家族写真を撮るのは至難であった。

 

でもそれでいいのだ。子どもというのはそういうものだし、僕もそういう子どもから鍛えられています。

 

ママがソニーのハイスペックレンズで撮ってくれた撮影風景の写真を見たら、必死になっている僕の知らない自分が写っていた。


 




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