
自宅で赤ちゃんの写真を撮ったあとお宮参りに出かける準備をするパパとママに、今日は暑いからたいへんですよと言ったら、「すいませんこんな暑いのに」と僕の心配をされたのだけど、たいへんなのはお二人のほうです。
目を離せない二歳のお兄ちゃんを連れて、両家の祖父母も連れて、丘の上にある神社へ向かうこの炎天下の最高気温34℃。
祈祷が済んだら赤ちゃんを抱っこして拝殿の前で整列する。
二歳の男の子がじっとしてない。どっかに行きそうになるのを連れ戻す。みんな汗だく一生懸命だ。
それでもよく笑っていただけてよかった。
赤ちゃんだけが我関せずとばかりにずっと寝ていて、眩しくないのかしらん。
スポットライトを束にしたような陽射しで神社の緑が鮮やかに輝く。花壇にひまわりも咲いている。
たいへんなんだけど、季節を感じられるお参りもいいものである。
何年か経って思い出すこともあるだろう。あの日はめっちゃ暑かったねと。
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