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子どもと家族の写真(東京都新宿区)

  • 執筆者の写真: 三原由宇
    三原由宇
  • 2021年6月2日
  • 読了時間: 1分

 

 

花は開いて緑輝く。春だねえ…と庭園の東屋でひと休みしながらしみじみ思う。

 

世間はコロナやオリンピックで落ち着かないが、自然は揺るぎなく季節を巡らせる。

 

4年ぶりにお会いした家族は二人の兄妹がまっすぐに成長していて嬉しい。以前から妹思いだった兄は少年から青年になろうとしている。

 

成長期なりの心の葛藤もあると思うのだが、気難しそそうなそぶりも見せない。

 

彼はどんな大人になるんだろう。僕はその姿を見ることがあるんだろうか。この仕事の楽しみのひとつ。

 

妹である女の子はママに似たのかすらりとしている。以前の撮影では変顔もしていたけど、今日はそんなそぶりも見せないよそ行きの顔。みんな大きくなりました。

 

 

 

写真はポーズを決めてただシャッターボタンを押すだけのもの。

 

そう思っている人がいたら、それはそれだけではないのだと、声を大きくして言いたい。フォトグラファーは写真を撮るロボットではない。アーティストともちょっと違う。


ポートレートを撮るフォトグラファーは、こう言っちゃなんだけど、その人にとっての家族であったり親戚であったりするのです。そういう気持ちでないと撮れない写真があります。間違いなく。

 







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三原由宇出張写真室​ Mihara Yuu Trip Photography
 

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